【水冷・シンプル】小型クーラー KTCシリーズ

小型クーラー KTCシリーズの特長

A4サイズ以下(※)の設置面積で、卓上にも置ける小型水冷クーラー。
※KTC-100,KTC-300の場合

KTC-300_area

LED・レーザー・試験機などの冷却に最適で、型式数W以下であれば循環液温度を環境温度+10℃以下に抑えます。

シンプルな循環液クーラー

cooler ktc option

小型クーラーKTCシリーズは、循環液をポンプにより循環させ、発熱部の熱を回収し、熱交換器で大気中に放熱するシンプルな装置です。 必要な冷却能力に合わせて、4型式からお選びいただけます。

レーザーモジュール、LED照明、密閉容器内の発熱部、発熱部直近で放熱できないもの、発熱部直近で風量や騒音が問題になるもの、発熱部周辺の寸法が限られている場合などでの用途に最適です。

水冷システムの概要

水冷システムとは、空気で冷却する空冷システムに対し、循環液を用いたシステムで、発熱部の熱を一旦液体に移して輸送し、別な場所で大気中に放熱するものです。循環液には純水やエチレングリコール水溶液などが用いられます。 循環液を輸送するためのポンプや配管、リザーブタンク、大気中へ放熱するための熱交換器など様々な機器が必要で、コンパクトにまとめることが重要です。

cooler ktc zentai

チラーとクーラー(冷却水循環装置)の違い

チラーとは、循環液温度を能動的に「一定温度」にコントロールし、循環させることで熱源を冷却(または温調)するための装置です。

循環液を一定温度にコントロールするチラーに対し、クーラーの循環液温度は外気温度と発熱部の熱量で受動的に決まります。

「一定の温度以下になっていれば良い」シーンにおいて、KTCシリーズは小型で安価に目的を達成できます。

”ざっくり冷やしたい”ニーズにお応えします。

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KTC-300冷却効果(水冷と空冷の比較試験)

一般的なチラーと比べて機能を絞っているKTCシリーズですが、自然空冷との比較では十分な冷却能力を発揮します。

以下は自然空冷フィンとの比較試験で、温度上昇に約30℃の差が見られた結果です(弊社試験条件)。

ktc_hikaku

用途&使用例

一般的なチラーと比較して小型なので、大型の装置内に組み込んで発熱部直近で使う場合にも最適です。

KTCシリーズの外形寸法はこちら

KTC使用例(LED照明)
LED照明をKTCシリーズで冷却する例

豊富なオプション対応

循環液や接続カプラが付属されるほか、チューブやヒートシンクもオプションで対応いたします。
詳しくはオプションページをご覧ください。

小型クーラーKTCシリーズオプション

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