製品紹介

~ 試験期間を半減 ~

ΔTcパワーサイクル試験加速治具

製品概要

パワーサイクル試験のうち、ΔTcを変動させる「長時間」(Long time)試験では、ケース温度を十分に変化させるために加熱も冷却も長時間化します。

そこで、加熱時に冷却を止め、加熱停止時には積極的に冷却すると、試験時間を大幅に短縮できます。この方法を実現する治具です。

各部名称

CP=コールドプレート

システム構成例

パワーサイクルテスターからのバルブ信号を受け取り、加熱時の切り離し&冷却時の接触を全自動で行います。

加熱時と冷却時の違い

加熱時はサンプルとCPを切り離し
冷却時はサンプルとCPを密着

加熱時はCPが降下してサンプルと切り離されるため、冷却されません。さらに、熱容量が減るため加熱が加速します。

冷却時はCPが上昇してサンプルと密着して冷却されます。さらに、CPは循環液温度まで十分に冷却されているため、安全に急激な冷却が可能です。

試験期間を半減した事例

弊社試験では、試験期間を半分以下に短縮できました。
※弊社試験条件にて(詳細はパンフレットに記載)

型式

本体

型式名称/仕様
ACP-※※本体(※※には01~06の連数)

アタッチメントプレートAssy

モジュールのサイズに合わせて選択可能です。

型式名称/仕様
AT01大型モジュール(M298)用
AT02中型モジュール(M277)用
AT01-NS大型モジュール(M298)用 温度センサーなし

グラファイトシート関係

型式名称/仕様
JGグラファイトシート取付治具(大型・中型共通)
ACP-GS交換用グラファイトシート

Q&A

PWTからのバルブ制御信号を受けて、エアシリンダが上下します。
※バルブ制御信号は、サイクル試験中の加熱/非加熱で切り替わる信号です

冷却状態を変えて試験を加速することは、規格(JEDEC)で認められています。
※AQGでは禁止

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