シーメンスパワーサイクル試験装置には外部から配線や配管を引き込むことは想定されていません。サイドパネルを交換することで、まとまった量の配線や配管を通すスペースが確保されるため、しっかりとカバーを閉じて安全に測定できるようになります。
基本構成仕様 | |
外形寸法 | (標準)W797 x D41.5 x H367 mm |
質量 | 3.6 kg |
パネル部穴寸法 | W240 x H100 mm |
ブラケットパネル穴寸法 ゴムグロメット t0.5 膜部 |
W90 x H29.8 mm (両端R) W83 x H23 mm (両端R) |
パネルに開けられている穴についてです。
パネルの弊社による現地設置作業です。
このパネルのメリットは何ですか?
パワーサイクル試験のサンプル設置エリア(作業エリア)はカバーが設置され、カバーを閉じないと電流が出力されない安全設計になっています。しかし、外部に配線を取り出すための穴が無いため、温度センサーの配線などは、カバーと本体のわずかな隙間を通すことになります。 本パネルに交換することで十分な配線スペースを確保できるため、温度センサーなどの配線だけでなく、冷却水配管などアプリケーションに応じて必要になる外部機器をサンプルに接続できるようになります。
パネルの設置は自分でできますか?
詳しい説明書がありますので、お客様での設置作業は可能です。ただし、リアパネルの取り外しや、そのためのバルブハンドルの取り外しなどの作業が生じます。もちろん、弊社に設置作業をご依頼いただくことも可能です。基本的には、ご依頼いただくことを推奨します。
シーメンス社、メンター社からのサポートは受けられますか?
パネルについては弊社が保証いたします。カバーを交換することによるシーメンス社、メンター社のサポートの影響はありません。