車載用などで、両面冷却構造をもったパワー半導体の導入が進んでいます。評価を行う際には、両面からプレートで押付け、冷却を行う必要があります。パワーサイクル試験装置に内蔵の、コールドプレートの固定治具に取付け、上下のプレートに個別に冷却水を供給します。
基本構成仕様 | ||
項目 | 規格値 | 条件・備考 |
表示送り量 | 1N | |
最大サンプル高さ | 30mm | =可動上下ストローク |
電源 | AC100V 50/60Hz |
分岐した各流路の流量を確認するための流量計の仕様です
どのようなサンプルを評価するのに向いていますか?
車載用などでラインアップが広がりつつある両面冷却デバイスの評価に最適です。両側の冷却面に水冷のヒートシンクが接触でき、押し付け負荷や冷却水の流量も確認しながら調整できるため、試験の再現性も確保できます。
水温は何度まで対応していますか?
室温から60℃です。パワーサイクル試験機の仕様で決まっています。特殊オプションで200℃まで対応することが可能です。