小型 環境試験 無風恒温槽

-30℃~150℃まで温度制御ができる光学機器・部品用の小型の無風 恒温槽です。
従来の恒温槽・環境試験器は、槽内で風を循環させているため、どうしても測定精度に±5℃程度の誤差が生まれていました。電子部品において最大10℃の誤差は、設計マージン(安全率)を過剰に持つことになり、コスト高な設計に繋がります。無風恒温槽では風を起こさずに温調し、無風空間を実現しました。

無風 恒温槽の特長

空気の対流をなくし、温度のムラを排除

従来の恒温槽は、熱交換器で温度を変化させた空気を槽内で撹拌しているため、温度ムラが発生しています。±5℃程度の誤差は発生してしまうため、最大10℃の誤差を想定して設計マージンをとる必要があり、コスト高になってしまいます。

「無風恒温槽」は、熱伝導で天井、壁面、底面の全てを同じ温度にするため無風空間を実現しました。窓の有無などの条件で異なりますが、温度ムラは±0.5に抑えられます。 密閉した空間をしっかり断熱して温調するため、低温時の結露や凍結もなく、高温時の火傷など安全面の心配もありません。


光学的な評価ができる窓が選択できます

電子部品などと違って、光学機器・部品の評価には光が必要です。温度によって、光を受けたり発したり、貫通させる特性がどのように変化するのかを捉える必要があります。そのために適した窓を選択できるため、光学的な測定器は室内環境に置いたまま、サンプルだけ温度を変化させて評価することができます。

無風恒温槽部断面図 窓オプション

待機時間を大幅削減し、生産性を飛躍

熱伝導率の高い金属板を温調し、内部の空間を設定温度まで高速に制御します。

従来、温度が安定するまでには数時間必要でしたが、「無風恒温槽」では室温から150℃まで15分、-30℃までも45分で到達し、評価の生産性を向上させます。


低振動、必要なインフラは電源のみ

温調の熱源であるペルチェモジュールは、冷媒ガスを圧縮・膨張するコンプレッサー式と異なり、温度変化に電気のみを使用します。冷却水や圧縮空気は不要で、電源さえあれば稼働します。電気を流す方向によって加熱と冷却を切り替え、きめ細かに電流を調整することで温度制御を行うため、応答速度が速く、振動もランニングコストも少ない精密温調を可能とします。

無風恒温槽資料ダウンロード



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