~ 試験期間を半減 ~
パワーサイクル試験のうち、ΔTcを変動させる「長時間」(Long time)試験では、ケース温度を十分に変化させるために加熱も冷却も長時間化します。
そこで、加熱時に冷却を止め、加熱停止時には積極的に冷却すると、試験時間を大幅に短縮できます。この方法を実現する治具です。
パワーサイクルテスターからのバルブ信号を受け取り、加熱時の切り離し&冷却時の接触を全自動で行います。
加熱時はCPが降下してサンプルと切り離されるため、冷却されません。さらに、熱容量が減るため加熱が加速します。
冷却時はCPが上昇してサンプルと密着して冷却されます。さらに、CPは循環液温度まで十分に冷却されているため、安全に急激な冷却が可能です。
弊社試験では、試験期間を半分以下に短縮できました。※弊社試験条件にて(詳細はパンフレットに記載)
モジュールのサイズに合わせて選択可能です。
PWTからのバルブ制御信号を受けて、エアシリンダが上下します。※バルブ制御信号は、サイクル試験中の加熱/非加熱で切り替わる信号です
冷却状態を変えて試験を加速することは、規格(JEDEC)で認められています。※AQGでは禁止
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