熱源からヒートシンクへ吸熱した熱をポンプで循環させ、KTC本体の熱交換器(ラジエータとファン)にて大気中へ放熱する装置です。
以下のような場合に最適な小型クーラーです。
循環液温度は”環境温度+10℃以下”になります(KTCシリーズ各型式に応じた吸熱量で使用した場合)。
吸熱量と循環液温度上昇の関係は下図をご参照下さい。
カタログダウンロードページから、LED(30W)をKTC-300で冷却した場合の温度変化データをダウンロード頂けます。
無負荷で2L/min程度です。
エチレングリコール水溶液が標準仕様です。 オプションで、純水(工業用純水)やバクテリアの繁殖を防ぐコントライム水溶液も選択できます。各循環液の違いについて、詳しくはオプションページをご覧ください。
60℃です。循環液が60℃以下となる環境温度および熱量で使用してください。
熱量に応じて循環液の温度が上昇いたします。例えば、KTC-300に発熱量600Wのサンプルを接続しますと、循環液温度は環境温度+20℃になります。この時、循環液温度≦60℃であれば使用可能ですが、循環液温度は環境温度の影響も受けます。60℃を超えないよう余裕を持った選定をお願いします。
KTC-300, KTC-600のデモ機があり、貸出可能です。
KTCシリーズ専用のお問合せフォームからご連絡いただければ在庫状況を確認致します。
KTC本体の電源スイッチをONするだけで、循環液用のポンプと放熱用のファンが駆動します。面倒な温度設定などは一切不要です。
KTCシリーズと接続するカプラが1セット付属します。
内径Φ6,外径Φ8の樹脂チューブで接続してください。接続カプラやチューブの種類について、詳しくはオプションページをご覧ください。
弊社までご連絡ください。水道水などを補充しますとトラブルの原因になる場合がございます。
解決しない場合は、以下からお問い合わせください。